Enjoin Salon

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【ご相談内容】
相続の生前手続きが進まないときの相談先や方法、成功事例・失敗事例について教えて下さい。

 
生前の相続対策は大別すると2種類

1つ目は相続税を中心とした税金対策、2つ目は相続人間の紛争を防止するための対策です。

相続税を中心とする税金対策の相談先は税理士となります。
相続人間の紛争防止の相談先は行政書士・司法書士・弁護士ですが、これらの各士業は専門分野が異なりますので、まずはエンジョインサロンにご相談いただければ最適な士業にお繋ぎいたします。(エンジョインサロンへの相談は無料)

どのような相続対策をするとしても、最も重要な点は「財産を残すほうの意思はどうしたいのか」です。
この点が曖昧のままでは相続対策は進みません。自分はどうしたいのかを明確にして専門家に相談していただくとスムーズに事が運びます。

相続対策の成功例・失敗例

失敗例の多くに言えることは遺言書を作成していないということです。遺言書がない場合の相続手続きは相続人全員が遺産分割協議に同意する必要があります。
相続人のうち1人でも遺産分割協議に同意しないものがいる場合、相続手続きは進まなくなり、最終的には家庭裁判所の関与による遺産分割調停・審判によることになります。この場合、手間・費用・時間・心理的負担のすべての面で相続人の大きな負担となります。

また、専門家に相談しないで行う相続対策も失敗のもとです。現在は多くの終活書籍が販売されているため、これらを参考に自分だけで対策しようとする方がいらっしゃいます。終活について勉強されることは悪いことではありませんが、相続対策にはさまざまな分野の横断的知識が必要になるため、1人ですべてを理解するのは現実的ではありません。専門家への相談を強くお勧めいたします。

ご相談についての一般的な回答は以上ですが、相続対策は各ご家庭の状況により変化します。ご心配ごとがございましたら、まずはエンジョインサロンにご相談ください。

supervision:行政書士 三部 浩幸