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山形の【樹木葬】実態を知るとみんなちょっとがっかりする話

ハガキやご相談などで、お墓のお悩みや疑問をたくさんお寄せいただきます。今回は実例を元に漫画にしてみました。
 

この漫画は実話をもとにしたフィクションです。
実在の人物などとは関係ありません。
 
 

昨今メディアでよく耳にするようになった 樹木葬 。
「自然を愛し一体となる」といった漠然としたイメージが強く、実はどのような埋葬方法であるかご存知ない方が多いです。

樹木葬は後継ぎを必要としない『永代供養(えいだいくよう)』に分類されます。永代供養とはご遺族に代わって、墓地管理者がご遺骨を管理・供養してくれる埋葬方法です。

樹木葬の他に【合祀墓・室内納骨堂・一代墓(夫婦墓)・海洋散骨 etc…】と様々な形式があります。種類については、ぜひ当HP納骨・供養ページをご覧ください。
 

まずは樹木葬の種類を知ろう!

まずはじめに、樹木葬は
●従来の樹木葬のイメージに近い「里山型樹木葬」
●利便性と整備が行き届いた「公園型樹木葬」
に分けられます。

山形には公園型樹木葬しかない

雪の多い山形では必然的に利用者の安全性と
管理のしやすい「公園型樹木葬」が取り入れられたわけです。

費用のあれこれ

樹木葬に限らず、永代供養の費用は墓石代が掛からないため比較的安価に抑えられます。

費用は、
【 永代供養料+管理料+彫刻料(オプション) 】
となります。

上記の費用は各墓地により異なるため、価格はそれぞれです。

また、永代供養の「永代」の意味を「永久」ととらえてしまっている方もいますが、契約した区画を永久に使用できるわけではありません。永代供養の多くは納骨から一定期間後に合祀(ごうし)されます。
(合祀とは、血縁に関係なく複数の遺骨を1つのお墓に埋葬すること)
一定期間とは契約年数を指します。各墓地によって異なりますが、3回忌、7回忌、13回忌…と、年忌供養に沿って定めているところがほとんどです。合祀へと移された後も、墓地管理者による合同供養は行われ続けます。

永代供養料には『墓じまい』の費用が含まれているので、継承者がいない方も墓地管理者にも理想的な供養方法といえるでしょう。

詳しい費用に関しての実例を[お役立ちコラム]に掲載しておりますのでぜひご覧ください。
 

お墓や供養の種類が多様化している

樹木葬に限らず、お墓の形式が年々多様化しています。

形式や立地、大きさ、契約年数など同じものは一つとしてありません。実際に足を運び、見て、墓地管理者とお話することをお勧めしております。

知らない寺院に行くことは敷居が高く躊躇してしまうという方には、エンジョインサロンスタッフによる同行も承っておりますので、お気軽にご相談ください。
 

ひとりで決めないで

山形では永代供養に関して興味のある方、否定的にとらえている方と双方見受けられます。中にはお墓の継承で揉めてしまったというお話も伺います。

霊園や寺院も、境内にある墓石の継承者と連絡が途絶えてしまい、手の施しようがない事も昨今問題となっています。

供養の形式は、本人だけではなく家族や親族みんなでの話合いが必要なことです。
「負担を掛けたくない」という親の想いに反して、「供養したい、話がしたい」と子どもの心の寄り処となる場合もあります。

ぜひこの機会に若い世代の方にもご興味を持っていただき、『供養される側』『供養する側』両者納得の供養の方法を導き出していただければ幸いです。

家族にはそれぞれの背景があります。自分たちの暮らしが変わり「供養の形」が変わっても「ご先祖様の供養をやめる」ということではありませんのでこの記事は一例としてご覧頂ければと思います。 
 

おまけ告知

 
令和6年2月追記 ※令和6年度の墓活ツアーは秋に開催予定です。