「70代後半になったし、元気なうちに自分たちが入るお墓を探そうと思って・・」そうおっしゃってご来店されたのは、70代の男性でした。
男性は写真が趣味で、冬の田んぼに白鳥が飛来している瞬間を切り取った一枚を見せてくださいました。美しい四季折々の写真の数々。カメラの機材や撮り方は全てYouTubeから情報を得ているそうで「今は便利だもんね。」と、現代に馴染んで日々アクティブに生き生きと楽しまれているご様子でした。
ご来店の際にお勧めしたのは、墓地霊園をバスで巡るイベント「墓活ツアー」。
実際にご参加いただき、各地をご見学されましたが、ご住職のお人柄を重視して2か所に絞られました。一つは市街地にある寺院の個別保管付きの永代供養墓、ご住職のお人柄も良く、またその付近はご相談者のお母様の故郷であったことで大変馴染みがある場所でした。もう一つは山形市郊外のご寺院内にある室内納骨堂でした。以前にも一度見学していましたが、再度訪問されてひとつひとつご住職に質問していらっしゃいました。
結果的に、山形市郊外の室内納骨堂に決定。決め手は生前契約するにあたって契約書の規約がしっかりしている点と季節を問わずいつでもお参りができる点でした。また一家族単位でご利用できる納骨堂であることも、将来は子どもたちが利用することになっても良いようにということで選ばれたポイントでした。
最近の永代供養墓は多様化していて、そのニーズに合わせて個別型だけではなく家族単位になっているものも増え、価格設定も「お一人いくら」ではなく「一家族いくら」となっているところが多くなっています。
「これですっきり安心して老後の生活が過ごせる。」とおっしゃっておりました。
費用:45万円(一家族)
管理費:30年間の供養契約
管理費年間 3,000円×30年= 9万円(一括納め)
室内納骨堂は文字通り屋内にあるため、雪の多い時期でもお墓参りをすることが出来ます。
この例の寺院では、供養年数を自由に設定することができました。
各寺院でその取り決めは様々なため、必ず確認しましょう。